2010年03月16日

成城大学春季合宿指導報告(酒井指導員より)

成城大学春季合宿指導報告
日時:平成22年3月1日(月)〜2日(火)
場所:日本武道館勝浦研修センター

@ 3月1日(月) 午前10:00〜12:30 18名(内、見学1名)・柳利知先生

体操・・・横臥体操指導を含む
運足・・・正しく行われているが段々俯き加減になるところを指摘
手刀動作・・・刀を用いながら説明。動作の途中に中心で止めない。正中線を外さない。
後の先の崩し・・・目付け、手刀の使い方、正中線、移動、肩の力を抜く、間合いから始めるといったことを指導。
後両手取 逆構当2本・押倒2本
関節技手刀のつくり・・・ポイントを分けて稽古
 A.組みつかれた瞬間に相手の攻撃を無効に出来る位置に移動
 B.押されても、回り込まれても突かせない統一力と移動力
 C.掛け方
関節技握り返しのつくり・・・取り方の巧緻性、正中線で行うこと
関節技肘持ちのつくり(デモンストレーションのみ)
それまでに稽古した手刀のつくりや握り返しのつくりが活かされることについて
― 休憩 −
正面打ちに対する六方向への体捌き、入身、つくり、掛け
※移動力の養成練習として

A 3月1日(月) 午後2:00〜2:30 9名(初段・弐段受験者)

護身の形座技4本
※各技の勝機の捉え方と受の取り方について

B 3月1日(月) 午後2:30〜5:00 18名(内、見学1名)

体操
運足
手刀動作
手刀合わせ・・・合わせる箇所について。慣れたら大きく、早く、柔らかく移動すること。
手刀合わせから手を下ろし、一定の間合いを保って双方が移動する練習
手刀合わせから片方が目を瞑ることで、手刀を柔らかく合わせて移動する練習
手刀合わせからの正中線の防御・・・反射神経の速さと統一力・移動力で一気に押し崩す練習
合掌受け(手刀の間合いが変わらないようにしながら、お互いに自由に打ち込み、蹴りこんできたものを合掌で受ける)
手刀の防御・・・正中線のみを守ること
後の先の崩し
基本当身技5本
相構片手取りからの当身技5本
逆構片手取りからの当身技5本
基本裏技1〜5本目
短刀突きに対する当身技5本

C 3月1日(月) 夜7:30〜9:30 18名(内、見学1人)

学連規定座技8本(全体練習として)
分けて稽古
初段・弐段受験者 護身の形立技1〜4本目
1年生 基本肘技5本
弐段受験者 護身の形短刀捕8本・・・短刀の持ち方、各技の勝機の捉え方
無段 学連規定立技6本

D 3月2日(火) 朝6:00〜7:00 18名(内、見学1名)

後の先の崩し
投げの形応用11本の1〜6本目・・・応用技も後の先の崩しの延長線上で行うこと。

E 3月2日(火) 朝7:00〜7:20 8名(弐段受験者)

護身の形短刀捕8本

F 3月2日(火) 午前8:40〜9:00 10名(初段・弐段受験者)

護身の形半座半立技4本

G 3月2日(火) 午前9:00〜11:30 18名(内、見学1名)

体操
単独基本(運足・手刀動作)
手刀合わせ
手刀合わせからの正中線の防御
合掌受け
手刀の防御
掌底合わせ・・・脇をしめる、肩に力を入れない、正中線で行うといったことを指導
臂力の養成・・・組みつかれた瞬間の反射神経の速さと、組みつかれた場合の統一力の養成
後の先の崩し
投げの形表技7本・・・受身をどんどんとる練習。柔らかさと俊敏性を養う。
投げの形裏技7本・・・上段は相手とぶつからないように、中段は大きな弧を描くように、下段は一気に膝の高さにもっていくようにと指導。
― 休憩 −
基本肘技5本
基本手首技4本
基本浮技3本
短刀突きに対する肘技5本
短刀突きに対する手首技4本
短刀突きに対する浮技3本
基本裏技6〜10本目・・・移動力による捌き方、技の勝機の捉え方
二人捕の技・・・転回小手返/相構当・転回小手返/転回小手返

H 3月2日(火) 午前11:30〜11:45  8名(弐段受験者)

護身の形短刀捕8本

I 3月2日(火) 午後1:15〜1:30 10名(初段・弐段受験者)

護身の形徒手立技5〜8本目

J 3月2日(火) 午後1:30〜4:00 18名(内、見学1名)・小松正治先生

体操
単独基本(運足・手刀動作)
相対基本(手刀合わせ〜後の先の崩し)
後の先の崩しからの応用
上段 後当2本・小手返2本
中段 押倒・引倒・脇固2本
下段 小手返2本・逆手取り小手捻り抑え2本
後方 押倒・後当
後の先の崩しからの応用8本(上記のまとめ・四段審査内容)
後両手からの技4本(五段審査内容から)
昇段受験者の復習(護身の形座技〜短刀捕)


<所感>
学生達の熱意は高く、指導の内容もどんどん吸収していただいたと思います。
あとは稽古の際にもっと受身を多く取ることを習慣付けることができれば良いと思います。後輩の技にも積極的に受身をとってあげることで掛ける側の技の習得は伸びますし、また逆に後輩に合わせて先輩も掛けてあげることで後輩はその技の感触を実感することができます。本当に効いた技にだけかかるのが乱取です。しかし、そこに至るまではお互いに柔らかい稽古が不可欠です。また一方で形稽古は相手と合わせる稽古とは別で、正しく攻撃を行う姿勢を持ち続けることが大事です。演武競技で採り上げる技もそのように稽古を積んだ技の中から選んで頂きたいと思います。最後になりましたが、成山師範の代稽古として役不足ではありますが二日間お世話になりました御礼を申し上げますと共に、今後の成城大学合気道部の発展を心より期するものでございます。
日本合気道協会指導員 酒井進之介


posted by seijo-aiki at 14:13| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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